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February 19 JR 149JR_149 ~LS3/5Aを凌ぐジム・ロジャースの逸品~
<オークション:290205304798 SSuperb Rogers Jr149 Ends 19-Feb-08 15:40:40 GMT>
- JR 149 -
●イーベイUKにて、JRの149をみつけました。設計者はジムロジャースで、円筒形の変わった形をしています。円筒形のスピーカというと一見無指向性のように思えますが、これは普通のスピーカです。ロジャースといえばLS-3/5Aが有名ですが、JR 149はその民間用とも言えるものなんです。1974年にBBCモニターとして発表されたLS-3/5/AはBBCの開発陣による設計で、もちろんジムロジャースもその一人でした。ロジャースはこれを民間に販売したかったのですが、あいにくBBCでは民間への発売計画がなく、設計の権利もBBCにありました。そこで、ジムロジャースはLS-3/5Aと同じユニットを用いて再設計するため、当時テレテープ社にいたJorgeTughanとともにJR社を1977年に立ち上げることになったのです。JR149はウーハが一発ですが、二発入った150というモデルもあり、低域を重視した設計になっています。150では、トゥイータがT27からオーダックス社製へと変更されてます、バランスの問題でしょうかね。他にもDW2という円筒形のサブウーハもありました。ただ、いずれも結構な価格だったようで、日本ではほとんど売れていませんね。
●JR149はLS3/5Aのユニットを使って総アルミのエンクロジャーに収めたスピーカーで、KEFのB110 BextreneウーファーとT27ツィーターを使用しています。アルミの筐体を上下のウッドパネルにはさまれ、ボルトで強力に繋がっているため、LS3/5Aよりも剛性にすぐれているらしいです。アルミ筐体の周りはウレタンのカバーがつきますが、ほとんどは経年変化でなくなっているか、あってもボロボロの状態です。今回のものは程度が良いほうですね。底部には、金属製のベースがつきますが、初期型と後期型でデザインが異なっています。初期型はJRの赤いロゴが印刷されていますが、これが後期モデルになるとゴールドになります。底部を見ても区別できます。初期型は、エンジ色のラベルシールに白文字で書かれてきますが、後期は黒色のシールに金色で書かれています。今回の出品は後期型ですね、ヒューズも装着されています。この黒い金属製のベースをはずすと、ウッドパネルに取り付けられたネットワークが出てきます。LS3/5Aとは異なり、トランスなどはありません。 このネットワークも違いがあり、初期型では保護ヒューズが入ってなく、後期型から入ってきます。ビニール袋にくるまれた予備のヒューズも付属しています。このヒューズはT27の保護用で、低域は保護回路がなくストレートにつながっています。更に、マーク2というバージョンになると、ユニットが変更されています、ウーハーはFocalの110mm、トゥイーはScanspeakの19mmです。外見は同じですが、かなり手を加え続けていたようです。
●Rogers LS3/5Aよりもエンクロジャーの容量が大きい為とアルミで剛性が良い為、音としてはLS3/5Aよりもスケールの大きな豊かな音色で鳴るようです。しかし、150でダブルウーハを採用しているように、149では低域の量感が不足です。これはLS-3/5Aでも同じで、AB1がサブウーハーとして流行っていることを考えても明らかですね。私は長年LS-3/5Aを愛用していますが、別段不足を感じたことはありません、定位のよさ、ストリングの美しさ、チェンバロの繊細さなど十分なポテンシャルを持っています。だ、フルオケを聴きますと、低域の量感不足は致命的で、なんともスケールの小さいオケになってしまっています。JR149も同じ傾向ということでしょうか。150の方はどんなもんか聴いてみたいところです。ちなみに、JR150は、音楽プロデューサの高橋健太郎さんがLEAKのアンプで愛用しているそうで、球のアンプがあうのでしょうか、私はLSの話ですが、NAIMとの相性が好きですね。QUADなら606より405といったところです。
●価格はすでに£357(≒\7.5万)となっていますが、それでも日本ではかなりお買い得な価格ですね。なかなか程度の良いものがないので、今回のものだと、\10万が相場、6万で即買いと勝手に値付けいたしました。日本では手に入りにくいスピーカシステムです。イギリスからハンドキャリーで持って帰るのなら、買いですが、、送るとかな~り。
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