| Watts's profileAudio agentPhotosBlogLists | Help |
|
December 29 Klipsch Klipschorn<オークション:120067368708 Klipsch (Klipschorn) Floorstanding Loudspeakers Ends 31-Dec-06 18:46:36 GMT>
●イーベイUKにてあのクリプシュ社のクリプシュホーンを見つけました。クリプシュ社は、1946年創業の老舗スピーカーメーカーで創業者のポール・W・クリプシュ氏はニューヨーク大学にニュートンやアインシュタインらと並んで胸像が建っているほどのアメリカでは著名な物理学者なのだそうです、知りませんでした。創業当時はアーカンソーにあった会社はインディアナポリスに移転し、1989年には経営者もポールからフレッドとジュディーに引き継がれました。昨年からヤマハで受注生産も開始されましたが、今回の出品はオリジナルなので50年以上経っていることになります。 ●Klipschornは3Wayのオールホーン構成で、二段重ねのエンクロージャ構成となっています。上部には、ミッドレンジとハイレンジがコンプレッションドライバー+ホーンの構成でマウントされていて、下部には、フォールデッドホーン部に38センチ径のウーファーがマウントされています。 クロスオーバーは450Hz、4.5kHzとなっていて、割と敏感なあたりです。このフォールデッドホーンは折り曲げホーンで、断面積が次第に大きくなるエクスポーネンシャルホーンをエンクロージャーに折りたたんで収納したもので、部屋のコーナーに設置し、壁面や床面をホーンとして利用するコーナーホーンです。クリプシュ社は、このホーンの特許をエレボイのBARONETやARISTCRATなど他社にもライセンスしています。 ●能率が105dBという高能率で、勢いがあって歯切れの良い音です。中域のレベルが高いのでバランス的には現代のものとはちょっと違いますが、音楽の緊張感が伝わってくる感じが好ましいです。ただ大型エンクロージャなので箱鳴りはしかたのないところで定位がぼやけるなどの面もありますが、元気な音はすばらしいと思います。 ●開始価格が£200でしたがすでに£920(約22万円)となっています。ちょっと程度が気になりますが、\50万が相場\30万で即買いと勝手に値付け。これから多少釣り上がっても日本円としては即買いですが、さすがに大型で発送できないようで英国内のみとなっています。残念~。 December 24 CELESSION SL-600CELESSION_SL-600 ~小型スピーカの革命~
<オークション:n49921488 セレッション CELESTION SL-600 スピーカー Ends 12月24日11時55分> - CELESSION SL-600 - ●ヤフオクにてあのセレッションのSL-600を見つけました。気がつくとSLシリーズが発表されてから20年以上が過ぎてしまっていて立派に骨董ですが、セレッション社はもっとすごくて、1924年の創業で、80年を超えてしまっています。ちなみにタンノイは80年、QUADが71年ですから、すごい老舗ですよね。当時は、まだオーディオという業態が存在していたかどうか怪しいほどの時代でしたが、その頃からスピーカ一筋の会社です。 ●今回は、小型スピーカの優位性を世界に知らしめた名品SL-6の後継機です。1982年に発表されたSL-6はグラハム博士をリーダとした近代開発プロセスによって生み出された名品です。先進的な振動モード解析技術を導入し、ユニット構成、エンクロージャの形状をコンピュータ解析で決定する方法で開発された結果、何の変哲もない小型2wayになったので、宣伝の割には結果がね、と思っていましたが、性能はなるほどとうならせるものでした。SL-6は木製でしたが、更に制振対策を追求し、SL-600では素材革新ともいえる結果となりました。一般的にエンクロージャは重量で振動を抑え込む手法なので、低周波レゾナンス(共振)は制振に重量が必要となり、小型スピーカの場合は致命的となります。低音を十分に再生できない理由のひとつがここにあるのですが、SL-600は、エンクロージャに軽量高剛性のジュラルミンハニカム材を用いました。非常に硬くて加工が難しい素材をよく採用したものです。更に、15cmの高分子系重合材コーンによるバスユニット、ボイスコイルとボビンとドームを一体構造とした銅合金製ダイヤフラムの3.5cmハードドームトゥイータで構成、クロスオーバが2.8kHzと私的には高めに感じますが、小型ながらも200Wという大入力を実現しています。
●小型の利点である定位の良さ、日本住宅でもセッティングできる自由度などの利点を最大限に活かしながら、出てくる音は売り上げを見れば明らかで、SL-6の2倍以上の価格でも大ヒットを飛ばすほどでした。ちなみに、SL-600はSL-6と同じ構成に見えますが、木とアルミのエンクロージャでは音の量感が違うそうです。グラハムはネットワークの部品の定数を変えて調整しているとの事でした、単純にエンクロージャだけ作り変えて売ったわけではないのですね。
●開始価格は\5万となっています。かなりの年代ものでサビやキズがあるのは仕方がないと思います。今回のものはかなり程度の良いほうだと思いますので、\6万が相場、\3万で即買いと勝手に値付け。現状では\5.6万とお買い得な価格になっています。邪魔にならないし、一台くらいは名機を手元に置いておきたいものですが、メンテナンスは必要でしょう。 |
|
|