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    October 01

    B&O Beogram4002

    <オークション:180162449326 Bang&Olufsen Beogram 4002, B&O MMC20EN Pickup Ends Sep-30-07 20:15:00 PDT>
     
    ●イーベイUSにて、B&Oのあのベオグラム4002を見つけました。先代のBeogram4000は、1972年にニューヨーク近代美術館の永久保存品に指定されており、芸術ともいえる性能と美しさで世界に知られている名機です。Bung & Olufsen社は、デンマークのエンジニアPeter BangとSvend Olufsenによって1925年に設立されました。1970年代からはデザイナーJacob Jensen氏の手による芸術ともいえるオーディオシステムを次々と発表し、今日に至っています。彼は、1926年コペンハーゲン生まれで、1964年よりB&Oのデザインを手がけています。Beogram4002は、当時\25万という高価なプレーヤでしたが、その美しさは特筆すべきものがありますよね。4002は1974年から80年にかけての製品で、今回の出品は、カートリッジがMMC20ENなので、後半の1980年くらいの製品でTypeは5523ではないかと思われます。

    ●デザイン最優先のプレーヤでオーディオ機器としては三流、、、ではないところがB&O人気の理由でしょう。重さが12kgと重量級です、シャーシがリブでしっかり補強されたアルミ・ダイキャスト製なんです。しかも、モーター、アーム、電源トランスなどはゴムやインシュレーターによりフローティングされていて、ハウリングマージンも十分となっています。DCサーボモータによるベルトドライブ方式は、ワウ・フラ0.05%以下を実現、ピッチコントロール機能までついています。しかも1gの軽針圧で動作するようにできていて、なかなかの性能です。ただ、カートリッジはB&O専用になりますが、このカートリッジも大変に良くできたカートリッジでジャンルを狭めることなく幅広く対応してくれます。機能性はさすがで、30cmのLPは33回転、17cmのEPは45回転と自動センシング、演奏が終了すると自動的にアームが上がり、ゆっくりと定位置まで戻ります。 ±3%のピッチコントロールも可能です。

    ●Pure+Perfect+Enduring = Quiet TechnologyをコンセプトとするJACOB JENSEN の作です。音楽は、装置に触れたときからすでに始まっているのです。スタートボタンを押すとディテクター・ アームからB&Oという赤い文字が光り出します。レコードをサーチしながら、左にスーッと流れていき、ピックアップ・アームがレコード盤の上まで移動すると、今度はゆっくりと針先が降りていきます。トレースが始まるまでは、ミューティング回路が働いていて静寂なひと時です。4002の水平になめらかに動くアームを見ながら演奏が始まるのを待つのはアナログディスク至宝の時ですね。音は、MI型のピックアップで、広帯域ですっきりと抜けが良く、MCに近い音色で、シンプルな外観からは想像できない渋い中低音と、明るく透明で美しい高音をしっかりと再生してくれます。 
     
    ●価格はすでに$475(≒\5万)と高めのスタートなので、いまだに0BIDです。\4万で即買い、\9万が相場というところでしょう。日本だと\20万くらいでも取引されることがありますが、10万以下が妥当なところです。ただ、カートリッジは30年近く経っており、ダンパがヘタっているでしょうから、取替えが必要ですね。とはいっても、この美しさ、MOMA永久保存の名機をいかがですか。